2025/02/28
いよいよ、新工場増設工事が着工となりました。建設現場には次々と重機や資材が運び込まれ、現在おこなわれているは「地盤改良工事」です。
地上に建設される工場の重みにより地盤が沈んで建物が傾かないように、地盤を強固にし建物を支えるための杭が地中に打設されます。杭の大きさや本数などは、事前におこなったボーリング調査の結果や建物の荷重から緻密に設計されるとのことです。当然ですが杭は地中にあるため建物が建ってしまってからは修正の出来ない非常に重要な工事です。「本当に大切なものは目に見えない」というのが世の常といったところでしょうか。
当社の事業を説明するときに「縁の下の力持ち」という言葉をよく使わせてもらいます。当社で製造する鋳造品は大半が装置内部に組み込まれ皆様の目に触れる機会はあまりありませんがその装置を構成する非常に重要な部品であり、まさに日本のモノづくりを縁の下から支えている事業だからです。
まだ雪がちらつく寒空の中懸命におこなわれている工事を見ていると、勝手ながらどこか親近感のようなものを感じ応援する気持ちになりました。