東京藝術大学生が訪問されました

以前、お客様紹介ブログで取り上げさせていただきました鋳金作家の佐治真理子様。

 

↓お客様紹介【鋳金作家・佐治 真理子 様】

https://www.kato-s.co.jp/news/708

 

佐治様が准教授として勤められる東京藝術大学鋳金研究室の学生を連れ、研修旅行の一環として当社に見学に来られました。

 

東京藝術大学美術学部工芸科では、1年次に彫金や鍛金、染織等7つの分野のうち半分を経験し、2年次より自身の選択した専攻科に所属し、専門技術の取得を目指します。その中で「鋳金」を専攻した3年次生3名にお越しいただきました。

鋳金研究室の作業風景(東京藝術大学ホームページより)

鋳金研究室公式ホームページ

https://chukin.geidai.ac.jp/2026/01/09/imono-collection/

 

工場見学では「ロストワックス精密鋳造」工程をじっくりと見学いただきました。ワックスの組立工程ではちょうど佐治様作られた作品(ろう型)の作業がおこなわれており、先生の作品が製作される工程を興味深く見られていました。

 

造型工程では800個以上の造型中の鋳型がコンベアにぶら下がっている光景に圧倒されている様子でした。

 

鋳造工程では出湯前の成分分析から、焼成炉から焼かれた鋳型を取り出し注湯するまでの作業を見学いただきました。次々と運ばれる鋳型に効率よく注湯される様子を熱心に見学されていました。

           造型工場の見学風景                        鋳造工場の見学風景

他の工芸分野と比較してデザインに自由度がある点や、作品に重量感を出せる点が鋳金の魅力であると語る生徒さん。中には鉄の原点に触れるために、自らたたら製鉄を大学内でおこない、砂鉄から鉄の塊を製錬された生徒さんもおられ、大切に持ち歩いている自ら製錬した鉄の塊を見せていただけました。

 

当社での見学を終えられた皆様は更なる金属の原点を求め、ユネスコ世界文化遺産である佐渡島の佐渡金山へと旅立たれました。

 

若く探求心豊富な生徒さんから話を伺い熱心に見学される姿を見られたことは、非常に喜ばしく特別な時間となりました。